2015-04-30
今月もなんとか読めました。
■絶望ノート 歌野晶午 ★★★
やっぱり「葉桜の季節に〓」を超える印象はなかったなあ。
■蝿の帝国 帚木蓬生 ★★★★
■蛍の航跡 帚木蓬生 ★★★★
「軍医たちの黙示録」と副題の付いた三部作のうち二編。先の大戦を生き残った軍医達の証言集。専門語や背景の説明を全て省き、見聞きしたこと、体験したことを提示する方法は圧倒的。「傷つく兵隊、逃げる住民、そして累々と横たわる死体」が戦争の全てだと分かります。
■止まった時計 松本麗華 ★★★
副題が「麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記」です。家族の著作ですから全面的に首肯は出来ませんが、一読した方が良いでしょう。
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